開催日

ご挨拶

第13回日本薬局学会学術総会の開催にあたって

皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、一般社団法人日本薬局学会及び一般社団法人日本保険薬局協会の活動につきまして、格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

さて、このたび、2019年10月19日(土)から20日(日)の2日間にわたり、神戸市の神戸国際会議場・神戸国際展示場などにて、第13回日本薬局学会学術総会を開催する運びとなりました。

厚生労働行政においては、社会保障分野の改革が推し進められる中、薬剤師の働きや薬局の機能が国民に目に見えるよう、制度設計の改定が行われております。対人業務へのシフトは、薬局の可能性を高次なものへと変えるとともに、臨床と教育の現場に変革を迫るものであります。このような背景から、今回のテーマは「薬局の可能性を極める新たな時代へ~現場と教育の融合~」とさせていただきました。

今回はこのテーマに基づき、シンポジウム、共催セミナー、ワークショップ、大学との連携プログラムをはじめ、各界の著名な先生方をお招きし、基調講演、特別講演、教育講演、市民公開講座、教育セミナーなどにおいて、ご講演をいただく予定となっております。また、一般演題口演やポスター発表では、日々臨床現場で活躍する薬剤師や医療従事者から、研究成果が発表される予定です。

神戸での開催は12年ぶりの開催となります。会場となる神戸市は、古くは遣隋使の時代から日明貿易、江戸末期の条約による開港と、海運、貿易の拠点として発展し続けてきました。開放的で明るく、国際色豊かな街として見どころ満載の都市です。また、足を延ばせば、日本最古の有馬温泉があり、尽きない魅力を持った観光地でもあります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

最後に、本学術総会開催にあたり、多くの医療関係者や市民の皆様におかれましては、本会の趣旨をご理解いただきますとともに、ご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

第13回日本薬局学会学術総会 会長
岩崎 壽毅(阪神調剤ホールディング株式会社 代表取締役社長)

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